2012年7月16日月曜日

南部バプテスト連盟年次総会

2012年6月18-20日にニューオリンズで南部バプテスト連盟の年次総会が開催されました。今年の年次総会の標語は、Jesus:to the Neighborhood and the Nations です。今回の総会への登録代議員数は8000人弱でした。毎年、総会の期間中に代議員を含む多くの参加者は町に出て行って個人伝道をしたりして伝道活動を行います。

多くの議題が話し合われ、決議されていきますが、今年もっとも大きな出来事として覚えられるのは、南部バプテスト連盟が1845年に結成されて以来、初めてといえる黒人の理事長が選ばれたことでありましょう。今回の開催地でありますニューオリンズのFranklin Ave. Baptist Churchの牧師のFred Luter Jr.牧師です。彼は、65名で始めた教会を、現在、5000人の会員数を持つ教会に成長するまでにしました。



彼が新しい理事長に選ばれたとき、彼は、上を指さして、神のなさることであるとの思いを明確にしていました。こうした歴史的な出来事の中で人は自分が褒められることを望むものです。確かに、彼もそのことを否定はしないでしょう。しかし、彼は、むしろ、神に栄光があることをジェスチャーでそこに集まった8000人近い代議員に示したのです。


総会では、様々な議事と共に各機関の報告がなされます。南部バプテスト連盟は、全国に6つの神学校を持っています。それぞれの神学校の学長が一年の報告をします。火曜日と水曜日の最後のプログラムを飾るのは、毎回、国内伝道局(NAMB)と国際伝道局(IMB)です。

特に今回の国際伝道局のプレゼンテーションの中で現在、日本に宣教として働かれている大上宣教師ご夫妻が出場され、日本の被災地の現状についての報告をされました。



総会は、単に議事だけのためではなく、他の牧師や団体のリーダーたちとの出会いの場、また、新しい情報を入手する場でもあります。そこには、展示場が開かれ、多くの人はそこに生き、さまざまな団体の働きを学び、あるいは、自分の必要な情報を得ることもできます。

 神学校やキリスト教系大学の紹介から、本屋に至るまでいろいろな紹介がなされている中、教会用のマイクロバスから、教会で用いる子供用の家具などの説明と販売に至るまで、その情報を入手することの出来るのが、この年に一度の総会の場であるのです。





エスニックの牧師たちによって家の教会の運動が昨年より始まり、その説明会も行われていました。わたしは、その説明会に出席、その担当者などといろいろと話をしながら、彼らのしようとしていることを学びました。ただ、残念なことにわたしが考える伝道の方法と彼らの考えとは異なるものを感じています。